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ママパパスフィア通信#4 イクボス インタビュー!~子育てしながら働きやすい環境を目指して~

今回のママパパスフィア通信では、インテージテクノスフィアで素敵なマネジメントをしている「イクボス」なリーダーにインタビューしました。子育て中のメンバーがより働きやすい職場づくりへのヒント満載です。ぜひ、ご覧ください!

今までのママパパスフィア通信は、以下のマガジンをご覧ください。

はじめに

こんにちは!仕事と育児の両立支援プロジェクト「ママパパスフィア」を推進している、経営企画部&編集メンバーの小林です。

みなさんは、イクボスということばをご存じですか?

イクボスとは
「部下・スタッフのワーク・ライフバランスを考えて個人のキャリアや人生を支援し、組織の業績や結果を出しながら、自分の仕事と私生活も楽しむ上司」のこと

内閣府男女共同参画局

仕事と育児を両立し、生き生きと働くには、職場の同僚や上司の理解が重要です。「イクボス」のような良いマネジメントをしている方に話を聴いて発信することで、他のマネージャーに参考にしてもらい、より働きやすい職場づくりに活かしてもらえるのではないか。そう考え、子育て中のメンバーに「この方、イクボスだな~」と感じる方を紹介してほしいとアンケートを実施しました。

そこで名前が上がったリーダーの1人が、長野事業所でグループリーダーを務める久保さん!
推薦してくれたメンバーからはこんなコメントをもらいました。

子どもがいる社員が働きやすいように気にかけてくださって、悩みを吸い上げてくれる環境をつくってくださっています。とてもありがたいです。

そんな久保さんがどんなことを心がけてマネジメントをしているのか、インタビューを通して掘り下げていきます!

久保さん
旅行・観光・交通分野のシステム運用・BPO、および、教育・健診のBPO、医薬事業のBPO業務を担当している部署のグループリーダー。長野事業所勤務。
【参考ページ】
官公庁・自治体事業支援サービス
旅行業界向けシステム開発・デジタルBPOサービス

インタビュースタート!

小林:久保さんが、子育て中の社員が働きやすいマネジメントをされていると伺いました。環境づくりで心がけていることとかありますか?

久保:うーん。特別なことをしているわけではないのですが、まず一つ恵まれているなと思うのは、僕のグループはお子さんがいらっしゃる方が多く、入学式や卒業式、受験といった会話が多いんですよね。さらにお子さんがいらっしゃらない方でも、子育てに理解がある方が多いのでありがたいです。

また、僕自身にも小さい子どもがいるのですが、幹部職になった理由の一つが、「できるだけ子育てに時間を充てたい」ということでした。幹部職になればある程度自由にコントロールできるだろうと思って。そんな感じで、僕自身も子育てを大事にしようと思っているので、子育てしながら働きやすい雰囲気づくりというのは自然と意識しているかもしれません。

社内公開カレンダーにひと工夫

小林:久保さん自身も子育てをされていますが、ご自身が仕事と育児を両立する中で、心がけていることはありますか?

久保:上の子が小学校一年生、下の子が年長なんですね。車で幼稚園に送ってから出社するのですが、幼稚園が会社と逆の方向にありまして。そうすると通勤時間が大体2時間かかり、朝の出社が9:45や10:00とかになります。その時には、社内に共有されている自分のカレンダーに「出社9:45(幼稚園経由)」と書いています。

フレックスタイム制度を活用しながら、出社時刻を遅めにすることで子育てと両立させるというやり方もアリなんだよ、こんな調整の仕方もあるんだよ、という風に明示する意味で(幼稚園経由)と、あえて記入しています。

小林:グループリーダーが「幼稚園送りがあるから、出社時刻をずらす」とカレンダーに示してくれると、「そんな方法もあるんだな」「そうやって調整してもいいんだな」とフレックス制度を利用するハードルが下がり、調整しやすい雰囲気になる気がしますね。

社内公開スケジュールの一部

フルフレックス制度・在宅勤務を活用!

久保:インテージテクノスフィアのフルフレックス制度と、在宅勤務ができることはすごくいいな~、子育てしやすい環境だな~と思います。朝は幼稚園に送って、夜は20時にはお風呂に入れると決めているので、どれだけ仕事があっても19時半には帰ることにしています。19時半の時に周りに人がいたら「子どもの風呂があるから俺は帰るぜ」って言って。

小林:素敵ですね。上司が残っていると帰りづらいとか感じる方もいるかもしれませんし、上司が率先してワークライフバランスを取っている姿を見せてくれると、いいロールモデルになりますね。

久保:独身の時は、仕事って際限なくできるなと思っていましたが、子育てするようになって早く帰ろうと思ったりするようになりました。もし、どうしてもその日中に仕事をやらないといけなければ、子どもを寝かせた後に少しだけ在宅勤務するとか。仕事を理由に子どもの面倒は見られない、ということはなるべく避けようと心がけています。

小林:フルフレックスで中抜けしたり、在宅勤務で柔軟に対応したり、制度を活用すると上手く時間を使えそうですね。

久保:はい。すごくいい制度だと思います。いつでも仕事できちゃう、オンオフがつきづらいというデメリットもありますけれどね。それ以上にメリットがあると思いますし、メリハリをつけるのが大事ですね。

メンバー同士の交流・知る機会をつくる

小林:グループリーダーとして、メンバーが働きやすいように工夫されている点ってありますか?

久保:子育て中のメンバーに限らずなんですが、仕事以外の会話の機会を生み出すことで、メンバー同士の接点を作るということも考えています。

とくに、今年度は新しい組織になり、お互いを知らなかったりするので、自己紹介をした後に、業務ではまったく関わらない人同士をペアにして、お互いがどんな業務を行っているのかということを紹介し合い、最後にグループのメンバーに向けて発表するという取り組みをグループ会の中で行いました。

知らない人同士が話すことによって、業務もそれ以外のことについてもお互いを知るチャンスになる、会話が弾んで関係性も深くなる。さらにそれをグループの他のメンバーに向けて紹介することで、「この人はこんな業務をしているんだよ」ということがみんなにもわかってもらえる。

発表の時には、子育てしながらこんな風に仕事をしているんだよという話が出てきたりして、他の子育てされているメンバーから「参考になった!」なんて感想をもらったこともありました。こういう交流の機会を作ってよかったなと思いましたね。

小林:インテージテクノスフィアのビジョンの中にある「私たちが信じること」の一つ、「知ること、伝えることの循環が社会を発展させる」を体現している素敵な取り組みですね。
仕事の中で雑談するというのはなかなか難しいこともあるので、グループ会などのなかで雑談をする機会を作ってくれるのは、ありがたいなと思いました。とくにリモートワークが進んでいる今、孤独を感じたりする方も多いようですし。

久保:そうですね。リモートワークは便利ですが、コミュニケーションの取りづらさはどうしてもありますよね。コロナの規制も緩和されましたし、リアルで話せる雑談会とかもちょこちょこっと取り入れていきたいなと思いますし、オンラインとオフライン上手く組み合わせて使っていくのがいいなと思います。

1on1でコミュニケーション

久保:あと、グループメンバーとのコミュニケーションの取り組みの一環として1on1を行っています。2か月に1回くらいの頻度でやっていて、業務の話だったり、子育ての話だったりいろんなことを話します。

小林:メンバー一人ひとりとお話しされているんですね!

久保:はい。マネジメントとしては、マクロな視点も持ちつつ、細かい所も意識するようにしています。たとえば、子育てしている方は子育てしている方なりの、そうでない方はそうでない方なりの状況があります。担当者同士だと、どうしても折り合いがつきにくいということもあるので、グループリーダーとしてできるだけ自分が間に入って、いい落としどころを探すというような役割も意識しています。

おわりに

今回、子育て中のメンバーがより働きやすい職場づくりの参考にと、「イクボス」なリーダーとして推薦された久保さんにインタビューしましたが、久保さんの取り組みは子育て中のメンバーに限らず、みんなが働きやすくなる環境づくりだと感じました。
久保さんが最後に話していたように、子育て中のメンバー、そうでないメンバー、それぞれ違う事情を持っています。仕事と育児を両立しやすい環境をつくるための秘訣は、メンバーみんなの働きやすさを考えることにあるのかもしれません。

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