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チャレンジを後押し!AWS認定試験Tips

インテージテクノスフィアでは最近、システム開発においてクラウドコンピューティングサービスであるAWSの活用が加速しています。
ここ数年は社内研修や認定チャレンジ企画など、AWSに関するイベントも積極的に行っています。こうした取り組みによって、インテージテクノスフィアのAWS認定取得数は、なんと直近1年間で約5倍にも増加しました!!
社内イベントの中で合格者のみなさんからAWS認定試験のTipsを聞く機会があり、非常に参考になる情報が盛りだくさんでしたので本記事にまとめました。
これから認定取得チャレンジを考えているみなさま、必見です!!


自己紹介

みなさま、はじめまして。入社2年目の千村と申します。
旅行と散歩が趣味で、昨年の秋は遠出して広島県の宮島に紅葉を見に行きました🍁
宮島には鹿がたくさんいて、奈良以外にも野生の鹿に会える場所があるのに驚きでした。

47都道府県制覇まで残り長崎県のみとなりましたので、長崎県のおすすめ観光スポット・グルメ情報を集めている最中です!
 
所属はグループビジネス推進本部で、インテージグループ会社向けのシステム開発・運用保守をしています。扱っているのが大きなシステムなので、2年目となった今でも毎日学ぶことばかりです。
今回の記事のテーマであるAWSを実務で利用しており、社内のAWS活用を推進する事務局にも所属しています。

AWS認定取得者急増中!

そもそも「AWSってなに?」という方もいらっしゃるかもしれません。
AWSはAmazonが提供するクラウドコンピューティングサービス「Amazon Web Services」の略であり、「エー ダブリュー エス」と読みます。インターネットを介して、サーバーやストレージ、データベースといったさまざまなサービスを利用することができます。

インテージテクノスフィアにおけるAWSクラウドへの取り組みは古く、システム構築に多くの実績があります。
アンケート調査のデータをWebブラウザ上で自由に集計できるLyche-Boardシステムもその一つで、全構成をAWSで構築しています。

AWSにはAWSに関する知識・スキルを証明できるAWS認定というものがあります。
レベルや内容によって10以上の認定が存在し、これらを取得することは自身の持つクラウド技術力を証明することにもつながります。

引用元:https://aws.amazon.com/jp/certification/(2024年1月17日現在)

当社は多くのエンジニアがAWSでさまざまなシステムを構築しているのですが、これまでAWS認定の取得者数はそれほど多くありませんでした。

しかしここ数年、積極的なAWS活用推進の取り組みを通してAWSノウハウが着々と蓄積されてきていて、それと同時にAWS認定取得者も増加しています。現在のインテージテクノスフィアのAWS認定取得数は100を超えており、「AWS 100 APN Certification Distinction」にも認定されました!

AWS パートナーネットワーク (APN) Certification Distinction (認定数達成表彰) は、APN 企業が有するアクティブな AWS Certification の合計数を示すものです。この方法により、APN 企業は、AWS Certification 取得者ならではの価値あるサービスを提供できることを顧客に伝えることができます。

AWS パートナーが有する AWS Certification の合計数が 50、100、200、300、400、500、1,000、2,000 に達するごとに証明書が発行されます。

AWS パートナーネットワーク認定の区別 より抜粋
https://aws.amazon.com/jp/partners/apn-certification-distinction/

そんな中、先人たちの知恵をそのままにするのはもったいない!!ということで、AWS認定取得者からお聞きした試験Tipsをいくつかご紹介します。

Tips①:問題集やハンズオンの利用

AWSには公式のものを含め、問題集やハンズオンが多く存在します。
これらをうまく活用した学習サイクルを組むことで、効率よく勉強することができます。

【学習サイクルの一例】

  1. テキストや公式ドキュメントでAWSサービスについて知る

  2. ハンズオンでAWSサービスを実際に触ってみる

  3. 問題集を解いて、自身の弱みや知識の偏りを見つける

  4. 抜けている知識をテキストやハンズオンで埋める

  5. 再度問題集に挑戦! ⇒3~5の繰り返し

おすすめの問題集やサイトを以下にまとめましたので、ぜひ参考にしてください!

■AWS Skill Builder
Home - AWS Skill Builder
AWSをオンラインで学ぶためのプラットフォーム
無料コンテンツと有料コンテンツにわかれていて、ニーズに合わせて利用できる
無料コンテンツでは、AWS認定公式問題集(20問)や600以上のオンデマンドコースと学習プランが利用可能

AWS Hands-on for Beginners(ハンズオン)
ハンズオン資料 | AWS クラウドサービス活用資料集
動画にそって実際に手を動かしながらAWSサービスについて学べるコンテンツ
オンデマンド形式での配信なので、スキマ時間での学習や巻き戻して何度でも観ることができる

AWS Black Belt(セミナー)
サービス別資料 | AWS クラウドサービス活用資料集
AWSが提供するオンラインセミナー
各種サービスやソリューションでカテゴリ分けされていて、AWSサービスの基本から応用まで学べる 

Cloud License(WEB問題集)
CloudLicense | AWS WEB問題集で学習しよう
有料のWEB問題集で、各試験で多くの問題が収録されている
問題の解説が丁寧でブックマーク機能もあり

Udemy(WEB問題集&講座)
Online Courses - Learn Anything, On Your Schedule | Udemy
有料のWEB問題集に加えて、各試験に沿った講座もある
出題頻度の高い問題を中心とした模擬試験を受けることができる

『要点整理から攻略する』シリーズ(書籍)
出題されるサービスの要点がまとまっていてGood
練習問題も付いている(約70問) 

Tips②:AWSセミナー・イベントへの参加

AWSでは、ハンズオンや個別相談会を含むものなど、幅広い内容のセミナー・イベントが数多く開催されています。
顧客要件に沿って実際にAWS構成を考えるセミナーなどもあり、知識と経験の両方を得ることができます。
他社の方々と情報交換をしたり、いち早くAWSの新情報を得ることができたりと良い刺激になるのではないでしょうか。

3社合同で開催されたAWS研修の様子
要件定義に基づいた設計~構築までをグループワークで体験

Tips③:実地経験を積む

「百聞は一見に如かず」ということわざの通り、実際に使ってみるのが一番です。私自身たくさんのエラーと格闘した分、理解も深まった気がします。
また、AWSを利用しているシステムの構成図を見るのも勉強になります。
なかなか業務で触れる機会がないよ…という方は、Tips①でご紹介したハンズオンがおすすめです。

意外と重要!?プチ情報

  • とりあえず申し込む!

申し込んでからが本番ってよく聞きますよね…本当にその通り。
「準備できてから申し込もうかな。」と思っているそこのあなた、きっと数か月後も同じことを言っています(実体験)。
実は、AWS認定試験は24時間前までのキャンセルor 2回までの日程変更が無料でできるのです(2024年1月17日現在 詳細は試験ガイドなどを確認してください)。
なので、今の段階で準備が完璧じゃなくても、ぜんぜん大丈夫。安心して申し込みましょう。

  • 自宅受験よりもテストセンター派が多数

AWS認定試験はテストセンターでの会場受験と自宅でのオンライン受験を選択することができます。
私の周りではテストセンター派が多数でした。オンライン受験は移動時間などを気にしないでよい一方、環境を整えるのが大変という声があがっていました(部屋の写真が必要だったり、机周辺の本棚などは移動するか布などで隠さないといけなかったりします)。
さらに、会社のPCだとセキュリティ上の問題で受験できないこともあるそうです。
ネットにも受験体験記事がたくさんあるので、そちらも参考にして自身にあった受験方法を選んでみてください。

  • 試験にはバージョンがあるので注意!

AWS認定試験は定期的にバージョンのアップデートが行われます。アップデートによって、試験範囲や試験割合が変わります。
直近ですと、2023年9月にクラウドプラクティショナーが新バージョンに変わり、試験の出題範囲が大幅に増加しました(出題されるAWSサービス数が64から130に増加)。
知らない間に試験範囲が変わっていることもあるので、受験の際は公式HPを必ずチェックするようにしてください。

最後に

いかがだったでしょうか?
AWSに限らず、他の試験勉強にも役に立ちそうですね。みなさまの試験勉強の参考になれば幸いです。
私自身これらのTipsを参考に学習を進め、先月AWS SAA(ソリューションアーキテクト-アソシエイト)試験に無事合格することができました。
試験合格は自信にも繋がるので、この記事をきっかけに認定取得チャレンジしてくださる方がいたら嬉しいです!
最後までお読みいただきありがとうございました!!

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