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BPOで業務をデザイン!#1【航空券のお仕事】

みなさん、こんにちは。編集メンバーの佐藤です。今回はインテージテクノスフィアの業務委託サービス、BPOについてご紹介します。

社内でも『なんでも屋』のような印象を持たれている私たちが、いったいどんな業務をしているのか、その謎を少しずつ紐解いて紹介していきます!

記念すべき第一弾として、当社が得意とする旅行業界向けのサービスの中から、国内航空券の精算BPO業務についてご紹介します。

インテージテクノスフィアの業務委託サービス (intage-technosphere.co.jp)

担当の丸山です

みなさん、こんにちは。エンタープライズ第二本部システム・サービス二部所属の丸山です。長野県松本市出身で、長野事業所で仕事をしています。小学生から始めた野球を社会人になった今も趣味として楽しんでいます。しかし、ここ数年で体力低下は著しく、キャッチボール含め1試合球数制限は20球となっています。入社時から比べるとだいぶ体重も増えてしまい、ここ最近は悩みが尽きません。

インテージテクノスフィア野球部で部活動に励む丸山です
(部は高齢化が進み、残念ながら廃部に…)

現在の業務を担当して7年目です。数字だけ見るとベテラン感が漂いますが、航空券の精算業務は専門用語が非常に多く、慣れるまで苦労しました。やっと、いろいろなことが理解できてきましたが、1977年から精算業務が開始されたことを考えると、歴史を語れるようになるにはまだまだ修行が必要です。

インテージテクノスフィアで旅行系のお仕事を対応している人には共感してもらえると思いますが、専門用語を使う自分はなんだか少しかっこよく思えます。

例えば全日本空輸(ANA)。アナではなく、正式名称のエー・エヌ・エーって呼ぶだけでなんだかかっこいい。日本航空(JAL)をキャリア表記するとJL、ANAはNH。こういう知識が身について自分で使えるだけでも、なんだかかっこいい気がする。(あれ?自分だけ?)

また、この業務を担当するようになり、出張で飛行機に乗る機会が増えました。ただ、搭乗ゲートを通る時にeチケットでスマホの電池が切れないか心配で、いつも紙チケットでゲートを通っています。念には念を、で予備の紙チケットも持参。上司からはIT会社の社員としては失格と言われます(笑)

いきなりですが、問題です

世界中の空港はアルファベット3桁(通称:3レター)で表せるのですが、これらはどこの空港かわかりますか?

①HND ②NRT ③NGO ④CTS ⑤OKA ⑥MMJ

この6つはすべて日本国内の空港になります。ぜひ考えてみてください。(正解は記事の後半で!)

国内航空券の精算BPO業務とは

さて、前置きが長くなりましたがここからが本題です。

みなさんが飛行機に乗る際に使う航空券。私たちはこの航空券の精算業務を多くの旅行会社から委託を受けて対応しています。業務の内容を簡単に説明すると、旅行会社が旅行者に販売した航空代金と、航空会社からの請求金額が正しいかを審査する業務です。

この業務は本来、旅行会社と航空会社の間で行うものですが、なかなかに大変なものなのです。が、大変だからと言って、請求された金額に対し、何もチェックをしないわけにはいきません。旅行会社の負担となるこの審査業務を一手に引き受け、BPOサービスとして提供をしています。

少し難しいので簡単に図にしてみました(超概要です)

旅行会社から航空券の販売実績をお預かりし、航空会社の請求と内容が一致しているか、航空券1件単位でチェックしています。

ここで金額に違いがあれば、その原因を見極めなければなりません。
例えば、搭乗者のキャンセルが発生したり、天災で飛行機が飛ばなくなり払戻という処理が発生していたり…。金額に違いが発生する要因はさまざまです。

航空券と一口に言っても、航空会社ごとにルールが違います。また、各航空会社や旅行会社からもらうデータの形式もさまざまです。それらを審査するために、大量のデータ変換が必要となっています。
そして審査が終わった後には、それぞれのお客さまのご要望に応じた帳票を作成し、納品しています。


【国内航空券審査精算システム】
旅行会社ごとに存在していた精算システムを1993年に共通化したこともあり、
「業界共通のプラットフォーム」と呼んでいます。

もちろん、システムだけで対応しきれないイレギュラーなケースも多数あります。その際は私たちが長年の業務で培った専門知識をもとに、旅行会社や航空会社と連携を取りながら不備項目の解消を進めています。

このサービスは、当社のIT技術と高度な専門知識が組み合わさって初めて実現できるものだと感じています。(なんだか誇らしいです)

これからの話

航空券精算業務の始まりは1977年で、当社のBPOの始祖といっても過言ではありません。歴史がある業務で蓄積されたノウハウを引き継ぎながら、常に変化を続ける航空業界・旅行業界のみなさまに100年先も伴走できるよう、日々サービスを進化させていきます。

さいごに、答え合わせです

それでは最後に、お待ちかねの答え合わせです。
みなさん、全問正解できたでしょうか?

①HND:羽田空港 ②NRT:成田国際空港
③NGO:中部国際空港 ④CTS:新千歳空港
⑤OKA:那覇空港 ⑥MMJ:松本空港(信州まつもと空港)

これ以外にもさまざまな3レターが存在するので、気になったらぜひ調べてみてください。今回の記事で少しでも航空券の裏側にあるお仕事に興味を持っていただけたらうれしいです。

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