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展示会にも人が戻ってきた!? DX EXPO 出展レポート

はじめまして、DX共創センターの松野です。
長野県出身のビレッジボーイです。幼き頃から白球⚾を追いかけていましたが、動体視力が落ちたイチロー世代の私は、最近もっぱら止まっている小さなボールに夢を乗せています⛳。私は転職組ですが、今年で早17年経ちますので、ほぼプロパーの営業です。

さて、今回は、3月に開催された DX EXPO の出展レポートをお届けします。

ウィズコロナはじめての大規模出展

コロナ前はいわゆる「展示会」に年数回は出展していましたが、ウィズコロナのご時世になってからは、大規模なリアル展示会への出展は見送っていました。こういった状況なので来場者は集まるのだろうか、商談やセミナーもオンライン開催が当たり前となりオンラインのほうが効率的なのではないかといったことを考えていました。

とはいえ、「見切るにはまだ早い。この目で状況を確認してから判断しよう。」と出展を決めました。DX EXPO というイベントが、来場者の ”量” をとにかく増やすのではなく、意思決定関与者をターゲットとして来場者の “質” を高めるという特徴があるという点も出展の後押しとなりました。また、私たちのDXソリューションが多岐に渡っているため、広くアピールできる一回で二度おいしいイベントを探していました。

スペースを確保したブース設計

出展を決めたら、企画や準備でどんどん忙しくなっていきました。懐かしい忙しさです。コロナ前を思い出します。展示ソリューションを決め、どのような出展ブースにするかを設計していきます。今回は TRAアート さんにお願いしました。TRAアートさんのブログでも紹介されています。

コロナ前のブース設計と変わったのは、距離感をしっかりと確保できるレイアウトにすることです。以前は、ブース内に人を集めて “活況感” を醸し出すといったことをねらうこともあったのですが、今回は感染対策が最優先です。こちらが設計図と仕上がりイメージです。

ブース設計図
ブース仕上がりイメージ

実際の仕上がりはこちらです。いかがでしょうか?ゆったり たっぷり のんびり♪ の空間が実現されています。これなら密を回避できます。

実際のブース

紙の配布を最小限に

もうひとつ、従来とは異なる施策にトライしました。展示会というと、出展社はとにかくリーフレットを配る、来場者はとにかくリーフレットをもらうという “紙を集めるアクティビティ” といった側面もありました。しかし、今回は“DX” と名のつく展示会ということで、リーフレットの配布は最小限とし、”紙からの脱却” を図りました。

リーフレットの代わりに、名刺サイズのカードを配ることにし、そのカードに記載されているQRコードからサイトにアクセスしてもらい、そこから展示ソリューションのリーフレットをPDFファイルでダウンロードしてもらうという流れです。来場者が持ち帰る荷物も減るし、なかなかいいアイデアだなと思いました。

資料はQRコードからアクセスしてダウンロード
資料ダウンロードサイト

しかし、実際には「紙のリーフレットをください」という来場者は多く、そういった方々のためにすこしだけ用意していた紙のリーフレットは、開催期間の途中で底をついてしまいました。徐々に紙からの脱却が浸透していくといいなと思います。

リーフレット、ダウンロードできます!

ここまでお読みいただいたみなさんに朗報です。
展示ソリューションのリーフレットがこちらからダウンロードできます。2022年9月30日までですので、お早目にどうぞ。

  • クラウド型健康管理システム「すこやかサポート21」

  • 交通量調査・人流解析AIソリューション「Label Note」

  • 経営ダッシュボードで意思決定「Tableau導入・データ基盤構築支援」

  • データ活用ステージに合わせたデータ基盤導入

  • 紙帳票のデジタル化、データ処理業務支援サービス「AIRead」

  • PoCの壁を乗り越えるAI導入「AIワンストップソリューション」

お向かいさんとのエピソード

展示会と言えば、出展社同士の出会いもあるものです。今回私たちの向かいには プレゼン製作所 さんが出展していました。プレゼン製作所さんは、プレゼンテーションに特化したクリエイティブ集団として、ブースでプレゼンテーションを披露していました。

すると、こちらのブースに来て「そのスライドをリデザインしてみませんか?」と不思議なお誘いが。私たちがモニターで投影していたスライドを改善対象として、プレゼン製作所さんのブースプレゼンで取り扱ってくれるというのです。「マイクのボリュームを上げて喋っており、うるさくてごめんなさい、そのお詫びに…」と、ステキなご提案でした。その日のうちにメールでプレゼン資料を送付し、展示会最終日に実際にリデザイン案をブースプレゼンで披露してくれたのです。

こちらが実際のビフォー・アフターです。

元のスライド
リデザイン後のスライド

いやー、どっちが優れているかなんて一目瞭然ですね。色を多用せずに統一感を出し、視線の動きも一方向となっています。テキスト情報は同じなのに、見せ方だけでこんなに印象が変わるなんて!

”お作法” って頭では理解していても、実際に体現できるかというとそこにはまたひとつ壁があるんですよね。また、対面のプレゼンに比べてどこか物足りなさを感じてしまうオンラインプレゼンの効果を、大きく上げられるテクニックがあるそうです。社内にある営業資料をオンライン用にもリデザインしたくなりました。

おわりに

業界・業種問わず、デジタルシフトが求められている中で「どのようにDXを進めればいいのかわからない、何から手を付けたら良いかわからない」というお声を多くいただきました。
当社は「データ活用の伴走パートナー」としてお客様のDXを支援しています。展示会出展を通じて「一緒に伴走可能な会社」として、認知頂けたことは大きな収穫でした。

ひさびさの展示会への出展でしたが、展示会自体に人が戻りつつあるのを肌で感じることができました。また、現在はブースに来ていただいた方と商談を進めていますが、オンライン化が進んだことでフォロー対応はかなり効率的に行えています。リアルとオンラインのいいとこどりにより、コロナ前の展示会よりもこれからの展示会のほうが、強力な営業機会創出の場になっていくと思います。

 それでは、またどこかの展示会でお会いしましょう。

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