娘を連れて実家で2週間ワーケーション!家族みんなにとって大切な時間に。
自称・ワーケーション推進委員の久保田です。
「○○さんが今度ワーケーションに行くらしいよ」という情報を聞きつけたので、すぐさまその人に社内チャットを送りました。
いつ、どんなワーケーションするんですか?
もちろんnote記事にしてくれますよね!?
ということで、ワーケーションとnoteの押し売りの任務を達成しました。誰に頼まれたわけでもないのに。
これまで当社のnoteで公開したワーケーション記事とはひと味違います。「実家ワーケーション」のすばらしさ、伝われ~。
今回のワーケーション人は…
エンタープライズ第一本部 事業推進一部のHです。
noteのワーケーション記事を読んで、温泉地いいな~北海道いいな~とニヤニヤしていたら、自称・ワーケーション委員に「あなたのワーケーションもなかなか興味深いので書いてみない?」とお誘いを受けました。
私が実施したのは、娘を連れての実家ワーケーションです。
今年の8月、夫の夏休みとあわせて4歳の娘を連れて実家に帰り、2週間ほどワーケーションを行いました。
私の実家は九州の宮崎県なので、帰省手段は飛行機しかなく、気軽に帰れる距離ではありません。これまでは年に1~2回、長くて3~5日間程度しか帰れませんでした。
しかし、当社にワーケーション制度ができたおかげで、休みを取らずとも最大2週間帰れるようになりました。短い滞在ではできなかったことがいろいろとできるので、とてもうれしいです。
ワーケーション中の過ごし方
基本的に休みの日以外は実家で仕事をしました。
私が仕事をしている間は、私の両親が娘をみていてくれました。両親は現在仕事をしておらず2人とも家にいるので、代わる代わる面倒をみてくれました。
特に父は子どもが大好きで公園や図書館に連れて行ったり、飛行機を見に行ったり、おままごとに付き合ったりしてくれました。
休みの日は、みんなでお出かけ。
海が近いので、海に行って砂遊びをしたり、スイカ割りをしました。
別の日には公園に行きました。
広い公園でないとできないEVカーも乗りこなしました。
みなさんの中にはご両親が仕事をしている人も多いと思います。実は、過去のワーケーションで地元の保育園の「一時預かり」を利用したこともあります。1日2千円ほどかかりますが、給食とおやつがついて9~17時の時間帯で預かっていただきとてもよかったです。
しかし、途中から娘が給食ボイコットを始めたため、自宅保育に切り替えとなりました…(笑)
新しい環境に慣れるのが得意なお子さんなら、いつもの保育園以外にも居場所が増えていいんじゃないかなぁと思います。
話が逸れますが、「保育園留学」も気になっています。
ワーケーションしながら保育園留学すれば、平日は北海道や長崎の自然豊かな環境で子どもは過ごし、休日は観光も楽しめるのでは!?
うちの子はまだ無理そうですが、妄想は膨らみます。
気になる家族の様子は?
ワーケーション中の家族の様子をそれぞれの視点でまとめてみます。
👧娘の視点
実家に帰る前は、カレンダーに印をつけカウントダウン。保育園でも「〇日から宮崎に行くんだ~」と先生たちに話していました。
宮崎では大好きなおじいちゃんおばあちゃんとたくさん過ごしました。
親以外に子どもを褒めてくれる、見守ってくれる、時には叱ってくれる存在が近くにいる。そんな時間が長くあったことも、親としてはうれしいポイントです。
👨🦰夫の視点
夫の勤務先にはワーケーション制度がありません。(導入してほしい!)
そのため、今回は夏休みを利用して一緒に帰省をし、仕事が始まる前に関東の自宅へ戻りました。
2週間弱を1人で過ごしたので、「おひとりさま」を満喫。
寂しそうではありましたが、銭湯やジムに行って充実した時間を過ごしたようです。
逆パターンもやってほしいと切実に思っています(笑)私も「おひとりさま」を満喫したい!
👩🦰私の視点
自宅にいると、娘は私との時間が長いので「ママ、ママ」となることが多く、うれしい反面やはり少し疲れます。今回のワーケーションでは、大人が複数人いる中で育児できる時間をかみ締めました。
また、母の栄養満点の料理を食べられるのも嬉しかったです。人の作ってくれた料理はどうしてあんなにおいしいんでしょうか。
そしてなによりの楽しみは地元の友人と会うこと。1日だけ夜のフリータイムをいただき、おいしいお酒と料理を楽しみながら懐かしい話に花を咲かせました。
せっかくの機会なので、両親にも感想を聞いてみました。
👴私の父の感想
長女が、ワーケーションで孫を連れて帰ってきました。2週間のかけがえのない日々を過ごすことができました。
孫とプール、白浜での海水浴等々楽しい思い出です。孫がこれまでは食べなかった焼芋を食べるようになりました。昼寝しないときは車に乗せてドライブしました。寝顔が愛しかったです。
長女にパソコンを習ったり、スマホの機種変更やデータの移行をしてもらい、とてもありがたかったです。妻も、洗濯・炊事や話し相手をしてくれたので喜んでいます。長女と孫がいて、2人のときより活き活きとしていました。買い物もいっしょに行き楽しんでいました。
私たちもどんどん高齢になっていきます。持病がありますので元気なうちに孫との思い出をたくさん作っていきたいと思っています。まだまだ元気にして孫の成長をみたいです。また帰ってくるのを楽しみにしています。
👩🦳私の母の感想
孫がまだ小さい為、娘が仕事で2階へ上がる時には、泣いてぐずったりと大変な時もありましたが、おじいちゃんが遊び相手、おばあちゃんが料理・洗濯などそれぞれ役割分担をして、娘の仕事のフォローができました。
孫は、3時のおやつの時間には、ドアをトントンして、ママにおやつを渡してくれました。小さいながらもお仕事をしているのは理解していて、2階には上がらず「ママはお仕事、ママはお仕事」とつぶやいていました。夜は、規則正しく決まった時間に2階に上がり、娘が孫に絵本を毎日読んで聞かせていました。
おばあちゃんは、言うことを聞かない時に怒ったりもしたけど、時々はほめたりもしたよね。おかげでスキンシップ出来たんじゃないかな?
最後に娘の仕事に支障をきたさないよう気をつけたつもりですが、少し迷惑をかけたこともあるかもしれません。みんなで協力して楽しく過ごせたこと嬉しく思います。
実家ワーケーションをしてみて
長く滞在していると、いいことも多いですが悪い点も少し…
孫の相手が続くので両親がすこし疲れた様子の時もあったこと、子どものわがままな面を見せてしまうこと。
短期間ならごまかせる部分も、長期間だと隠しきれなかったり…
でも、そういった面を知ってもらうことで、自宅に戻ってからの母からの「今日はどうだった?」の一言にも詳細に答えられて、理解者が増えて嬉しく感じています。両親にとってもかけがえのない時間となりました。
我が家は、どちらの両親も近い距離には住んでいないため、ワーケーション制度を利用することで子育ての孤独から少し救われています。もちろん、両親のサポートがあるからできていることです。ありがとう両親。
そして、ワーケーション制度を導入してくれてありがとうございます!
ハ、ハンカチ…
あらためて、自称・ワーケーション推進委員の久保田です。
ワーケーションってこんなに温かいものなんですね😭
まったく面識はないのですが、Hさんのご両親にお礼を伝えに行きたくなりました。
このようなワーケーションスタイルもあるのだとわかると、この制度の有効活用はますます広がりそうです。
涙あり、笑いありの当社のワーケーションマガジンもぜひご覧ください。