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英語研修からスピンアウト!英語クラブで楽しみながら学びを継続

海外のお客さまと良好な関係を築くために欠かせない英語でのコミュニケーション。英語でのプレゼンテーションスキルを磨くため、2017年から毎年、ビジネス英語研修を実施しています。
いったいどんな研修なのか?そして、受講者の発案で誕生した英語クラブとは?
英語の学びを継続させるための活動や想いを語ってもらいました。

今年度のビジネス英語研修、その詳細は?

社内の研修を担当している経営企画部の坂口です。自己紹介は前回のnoteをご覧ください。

昨年12月に入社し、最初に担当したのがビジネス英語研修です。先日、無事終わり、ホッとしているところです。
それでは、ビジネス英語研修の詳細をお伝えしていこうと思います。

当社の英語研修は、社外の英語講師がレッスンを行うスタイルです。9月から半年、毎週金曜日に2時間、計24回実施しました。
研修のゴールとしては以下2つです。

  • 英語でビジネス上のコミュニケーションをとることができるようになる

  • 自身が担当しているサービスの概要を英語で説明できるようになる

研修プログラムは、前半の12回でインプットを中心に学習します。後半の12回は、講師からアドバイスをもらいながら自分の仕事について最終プレゼン用の資料を作り上げていきます。プレゼン資料に対し、英語で受講者同士が質疑やアドバイスを行い、ブラッシュアップしていきます。こうして、資料の完成まで、とことん英語で話します。

今年の受講者は、製薬企業向けの業務にかかわる入社1年目社員の3名でした。プレゼン資料の作成では、毎週のように資料が進化していき、本当に努力されたのだなと感じました。

先月、ビジネス英語研修の最終プレゼンテーションを社内で実施しました。
ここには、受講者の先輩や上司だけでなく、広く社員に参加を呼びかけます。今年もたくさんの方が視聴しました。

切磋琢磨して作成したプレゼン資料で発表!

受講者のみなさんは、緊張しながらも素晴らしい発表で感動しました。
視聴したみなさんからも「毎年、レベルが高くなっている」とコメントが寄せられました。また、発表に対する質疑応答も英語で行います。「たった半年でこんなに成長するの?」と驚きの声があがりました。
受講者のみなさんからは「プレゼンテーションの勉強になった」「大変だったが得るものは多かった」など、振り返りの感想を発表しました。
そんな受講者のみなさんをみて、英語を使うことへのハードルが少し下がったのかなと感じました。(そういう事務局の私は、全然上手く喋れず、講師との会話はめちゃくちゃ拙い英語でやりとりをしていました…苦笑い)

講師派遣型からオンライン型へ変遷

ここからは、2018年に入社し、これまで研修を担当してきた大塚が、ビジネス英語研修の過去を振り返ります。
ビジネス英語研修は2017年度から始まりました。2018年度から現在の形となり、最終回は社内発表という内容となっています。株式会社アルクエデュケーションのInsights、Effective Presentationsの2コースによる講義と、最終回は社内発表という内容でした。
インタビュー記事がアルクエデュケーション社のページに掲載されているのでご覧ください。

当初は、英語講師が東京の事業所に毎週来てレッスンを行うスタイルが基本でした。長野勤務の受講者は出張してもらい、月1回だけは、長野とオンラインで実施していました。当時からWEB会議を活用!時代を先取りしていますね!(自分で言う)
業務も通常通りにこなしながら出張で英語研修に参加するという大変なスケジュールをこなしてくれたメンバーには頭が上がりません…。
このように、すでにリアルとオンラインのハイブリッドで開催した実績があったので、2020年度のコロナ禍へ突入しても、比較的スムーズにオンラインでの実施に移行できました。
ただ、最終プレゼンはコロナ禍であってもみんなの前で発表する機会をつくりたいと、少し葛藤がありました。オンラインでのビジネスシーンが圧倒的に増えている背景も考慮し、結論としては、時流にのってオンラインでのプレゼンテーションに慣れてもらうことに落ち着きました。

受講者が自主的に結成した「英語クラブ」

だれかがアイデアを出し、それに賛同する社員が集まりコミュニティができる。クラブができる。サークルができている。当社はそんなことがよくあります。「英語クラブ」もその中のひとつです。

2018年度のビジネス英語研修が終了した後に、「この研修があったからこそ英語を学ぼうというモチベーションが保たれたよね」「研修が終わった後も定期的に英語に触れる機会を継続して持ちたいよね」という声が自然と発生したとか!?

英語の学びを止めない!-「英語クラブ」立ち上げの想い-

ここからは、2018年度のビジネス英語研修を受講し、英語クラブの発起人である、長野事業所勤務の西川さんに登場してもらいます!

商品マスタービジネス推進部の西川さん

商品マスターメンテナンス業務に従事し、主に冷凍・チルド食品を担当しています。商品マスターについての詳細はこちら。

---ビジネス英語研修を受講したきっかけ、当時の様子を教えてください。

西川:2018年に受講しました。きっかけは、上司の吉江さん、小宮山さんから打診され、二つ返事でためらいなく受講を決めたのをよく覚えています。
正直なところ、興味がある研修があっても、長野事業所からの参加は難しいだろうなぁと思っていましたが、参加できることはもちろん大好きな英語を学べる機会が増えることがとにかくうれしかったです。
週に1回、研修のある日は、朝一番で長野から東京のひばりヶ丘事業所へ行き、タッチダウンスペースで業務を行った後、研修を受講し、夜長野に帰るというスケジュールで動いていました。
移動に時間を割かれましたが、研修がとても楽しくて充実していたので、苦には感じていなかったです。今思うと、我ながらそんなタフなことをよくやったなと思います。また、当時は珍しかった遠隔での業務ができるよう協力してくれた上司や同僚の方々には本当に感謝しています。

ーーー英語クラブはどんな想いで立ち上げたのですか?

西川:最終プレゼン後の打ち上げで、「もっとブラッシュアップさせたプレゼンをもう一度やってみたいかも」という話が上がり、「だったら今度は私たちだけで続けてみようか」などと話が盛り上がったのがきっかけです。
個人的には、当時の受講メンバーと何らかの形で繋がっていたい!と思ったのが一番の理由です。
年齢も部署もバラバラなメンバーが、それぞれがハードなスケジュールを縫って最終プレゼンを達成させています。あのとき、自分以外のメンバーの発表でさえ、ドキドキヒヤヒヤ手に汗握りながら聞いていたのは私だけじゃないはず。
研修自体が、お互いの良いところや直すべきところなどを指摘し励まし合いながら進めていくようなスタイルだったので、さらに結束が強くなったのかもしれません。

---立ち上げ当初は、どんな活動をしていましたか?今はいかがですか?

西川:立ち上げ当初のメンバーは5名。週に1回30分間、お昼休みにランチョンミーティングをしていました。最終プレゼンの延長というスタイルで、各々プレゼン資料を作って持ち寄り、順番に発表。その他のメンバーは感想や意見を出し合うというハードな内容でした。

英語クラブ立ち上げメンバー

その後、NHKの「ラジオ英会話」のテキストやCDを使ってみんなで勉強する時間として活動していたこともありました。こちらは、ほぼ聴いているだけでしたので気軽でしたが、アウトプットが少なく、物足りなさがありました。
そして、3年くらい前からフリートーク形式に変更し、現在に至ります。
「とにかく、1週間に30分だけでいいから英語で考えて英語を口にする時間を作ろう!」というのが現在のコンセプト。
当初の目的である「もっとブラッシュアップさせた英語プレゼンをしたい!」からは外れてしまいましたが、事前の準備がほとんど不要なお気軽な感じになったので、参加できるメンバーで細々と楽しく続けられているのかもしれないです。

---英会話の楽しさや、活動を続けて良かったと思う事は?

西川:「英語」を共通ツールとして、部署や年代はもちろん国籍も問わず、意思疎通ができる、もしくはしようとすることによって、キャリアや日常生活の幅を広げられ、自信が待てます。
たとえば、つい先日、外国人旅行者に電車の行き先について恐る恐る日本語で質問されたのですが、(生意気にも)「英語でもいいですよ!」と伝えてみたことでプラスアルファの情報もお伝えできた、という経験をしました。
普段から体を動かしていないと、スポーツもうまくできなかったりしますよね。英語も同じだと思うので、ゆるい「筋トレ」の一環としてこの英語クラブが役に立てているのでは?と思います。

英語クラブでは、現在のフリートーク形式に変わってから、ローテーションでそれぞれのメンバーにトピックを設定してもらっています。
ちなみに最近のお題はこんな感じです。

  • Did you eat "Ehomaki" for Setsubun this year? Did you do anything else for Setsubun?

  • Do we need to learn English? Why?

節分についての軽い話題と英語を学ぶ必要性について自問自答するという重い話題の二本立てでした。このように、メンバーの個性あふれるお題も毎回楽しみのひとつです。

インタビュー時に、英語クラブのグループチャット画面を見せてくれました。
このように事前にお題を決めていきます

実際のトークタイムでは、思わず笑ってしまったり、考えさせられるような面白くて奥深いエピソードが聞けるので、日々のよいガス抜きの場になっていると感じます。ほとんどのメンバーにとっては母国語ではない「英語」ですし、「会社の同僚」というお友達同士とは少し違った程よい緊張感は、会社内のクラブだからこその醍醐味だと思います。

---現在の「英語クラブ」にはどんなメンバーがいますか?

西川:業務で英語を使っている方、まったく使う機会がない方、個人で英語の勉強をしている方、このクラブでしか英語に触れない方、社歴が長い方、新しい方、本当に様々です。

「英語漬けの週イチ30分!」を目標としていますが、難しい表現や質問があれば日本語に変換してもウェルカムです。なによりお互いで助けあったり調べたりしながら、「とにかく英語で話してみよう」という雰囲気を作り出してくれているみなさまには感謝しています。

---では最後に、「英語クラブ」の今後について、ひとこと!

西川:私のように長野勤務だったり、在宅勤務中心のメンバーも多いので、クラブ自体はオンラインで実施していますが、いつか直接顔合わせができるようなオフ会とか英語合宿なんかもできるといいねと検討しているところです。
現在の英語クラブは15名に増えました!
毎回出席しなくても、気が向いたらフラーっと出席する方もたくさんいます。これからも、毎週水曜日の18:00からの30分間、ゆるゆると実施していき、社内で仲間が増やせたらいいなぁと思いながら活動を続けていきます。

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