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優しいエンジニアと一緒にAI開発の経験が積めるインターンシップがあります。

2022年も残すところあと少し。
この記事が2022年最後の投稿です。

今回は12月2日(土)に1dayで開催された AIインターンシップ について、企画段階の様子から、当日に起こったハプニングまでお伝えします!

はじめに

またお会いしましたね、データビジネス推進部の柴田です。
前回の記事から4か月ぶりの再会です。

みなさん、年末年始はどのように過ごされますか?
日本酒にはまっている私は、ふるさとの姫路に帰り、毎日家族と日本酒を嗜んでいることでしょう。
みなさんのおすすめの日本酒があれば、ぜひ教えてください!2023年に嗜む日本酒候補にします。

突然ですが、社会人のみなさんは学生時代に参加したインターンシップは楽しかったでしょうか?

私は地方の大学に在籍していたため、都会で学ぶ他大学の学生や普段は会えない社員の方々と会話できるインターンシップの機会は、とても新鮮で楽しかった思い出があります。

そして社会人として働く今、「学生に楽しんでもらえるインターンシップを開催してみたい」、そんな想いを持っていたのですが、先日その想いが叶い、AIインターンシップを企画・運営する機会がありました。

ただ、イベント当日は何が起こるかわからないものです。
想定外のトラブルも発生し、なかなかスケジュール通りには進まない。
果たして、参加いただいた学生に楽しんでもらえたのでしょうか…。
ぜひ、最後までお付き合いください!

AIインターンシップとは

当社のAI開発業務を体験してもらうインターンシップです。

学生のみなさんの中には研究室でAI開発を経験している方もいるかもしれませんが、ビジネスの現場ではどのように開発を行っているかを体験するコンテンツです。

AI開発にもさまざまな種類がありますが、今回のインターンシップでは 画像処理物体検出 の技術をメインとして開発に取り組んでもらいました。

1dayということで本格的な開発をすることは難しいですが、短い時間であっても開発の一連の流れが体験できる内容にしています。
また、各開発工程では簡単なプログラミング課題を用意しており、当社社員のサポートを受けながら参加学生は開発に取り組みます。

インターンシップの概要

このインターンシップでは、架空のプロジェクトを取り上げ、お客さまが抱える悩みをAIシステムで解決することを目指します。
インターンシップの大まかな流れは以下の通りです。

① 事前の講義
ディープラーニングなどの機械学習の事前知識がない方でも楽しめるように、今回使用する技術の説明をします。

② 架空プロジェクトの説明
インターンシップで取り組むプロジェクトを紹介します。

③ チーム開発
いくつか課題を設定し、少しずつ理解をしながら開発を進めていきます。

④ 発表
取り組んだ内容をまとめ、発表します。

コンテンツのメインは開発の部分ですが、インターンシップは他大学の学生や現場社員と交流できる貴重な機会です。
そのため、もくもくと開発を行うだけでなく、時には雑談をするための時間を取り入れ、コミュニケーションを主としたインターンシップ構成を企画しました。

ちなみに、運営メンバーの裏話ではありますが、コンテンツを企画する際に最も時間を費やしたのは、「参加する学生が楽しいと感じる内容であるか」という議論です。
この点については、運営メンバーで何度も確認しつつ、コンテンツのブラッシュアップを繰り返しました。
本当に参加学生に楽しんでもらえるのか、イベント当日までドキドキでした…。

コンテンツ企画時の作戦会議

インターンシップ当日の様子

感染状況を考慮し、インターンシップはオンラインでの開催となりました。当社運営メンバーも長野と東京からリモートで参加しました。

インターンシップ当日の朝(長野から参加組)

また、今回のインターンシップではディープラーニングやデータ処理を扱う開発であるため、プログラム実行環境や解析用のデータ共有が必要になります。

プログラム実行環境は Google Drive と Colaboratory といったクラウドサービスを使用し、資料やPythonプログラムの共有もGoogle Driveの共有機能を用いました。

インターンシップの様子を図で表すと以下の通りです。

インターンシップの様子

※開発内容の詳細は参加者特典のため秘密です…。

インターンシップ中の雰囲気については、前半は運営メンバーを含め少し緊張していましたが、後半に入ると各チームで徐々に会話が増えていく様子が見受けられました。
当日はサッカーワールドカップの試合日でもあったため、サッカーの話題がよく出てきた記憶があります。

非常によい雰囲気で進むインターンシップでしたが、進行中には想定外のトラブルもいくつか発生しました。

・ 前日にメールアプリの障害が発生し、当日朝になってもメールが使用できない。
・ 一部の参加者が Python のとあるライブラリが import できない。
・ 司会進行役の柴田がしゃべりすぎてしまい進行が遅れる。

などなど。
事前に運営メンバーでテストはしていたのですが、本番では何が起こるかわからないものです。

ただ、参加者のみなさんのご協力のおかげで、このようなトラブルがあっても、無事コンテンツを完遂させることができました。

また、短い時間の開発であったのにもかかわらず、最後の発表では非常に面白い気づきや実験結果が披露され、運営メンバーにとってもすごく勉強になるインターンシップでした。

参加学生による発表の様子

参加された学生の声

インターンシップの最後に、参加された学生に自由記述を含むアンケートに回答してもらいました。
一部、抜粋・要約をしたコメントを紹介します。

・ AIエンジニアの業務を体験でき、有意義な時間だった。
・ わかりやすく説明してくれた。また、非常に親しみやすかった。
・ 楽しみながら業務体験ができ、働く雰囲気も感じることができた。
・ (今年の夏に3日間のAIインターンシップが開催されたと聞き、)3日間のAIインターンシップも参加しておけばよかった。

上記のように、参加学生からポジティブな意見ばかりをいただきました!
(みなさん、優しい…。)
個人的には反省点も多い運営となりましたが、楽しんでいただけた様子で嬉しいです。
参加された学生のみなさん、お忙しい中ご参加いただき、ありがとうございました! 

さいごに

2023年以降もインテージテクノスフィアではインターンシップを開催していく予定です。
私個人としては、今回運営を通して得られた経験をもとに、今後も参加してよかったと思ってもらえるインターンシップ作りに貢献したいと思っています。

また、開発以外の職種も体験できるインターンシップも予定しています。
ぜひ、お気軽にご参加いただければと思います!

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