中途入社メンバーが語る!#6「業界、生活拠点、どれも無縁な領域から劇的転職!‐インテージテクノスフィアで働くことになったわけ-」
はじめに
中途入社シリーズも#6となり、さまざまなバックグラウンドを持つ方をご紹介してきましたが、今回は、前職でIT系ではない会社に勤めていたKさんが、インテージテクノスフィアへの転職を決めた経緯にスポットを当てます。
こんにちは、編集メンバーの遠藤です。私は、Kさんとはお隣のチームに所属しています。
すごく印象的だったのは、Kさんは配属初日の日、出社した部内のメンバーにあいさつをするために、ひとりひとり席を回られていて、とても丁寧な方だなと、印象深かったのを覚えています。
そんな姿を見て、Kさんのコミュニケーション力の高さや、物腰の柔らかさを初日から感じました。
なので、この記事の執筆の相談も快く受け入れてもらえるだろうと、今回中途入社シリーズの執筆をお願いしました!(実際のところ、快く受け入れてもらえました!)
Kさんの文章からも溢れ出る人柄にも注目しながら、ぜひ最後まで読んでみてください。
自己紹介
データビジネステクノロジー本部リサーチシステム三部所属のKです。
インテージテクノスフィアに転職して3ヵ月が経ちました。今は、どこでどんな人が何を買ったか?といった購買情報を出力するために、データを集計するシステムのSEとして設計から運用保守まで幅広くやっています。(未経験の新米なので、まだまだ手探りです!)
業務内容についてはこちらの記事をご覧ください。
地元の神奈川県小田原市で、妻と二人暮らしの29歳です。
週2日の出社日は、2時間以上かけてひばりヶ丘まで通勤しています。遠すぎてよく驚かれます。初めは大変でしたが、電車で普段読めない本を読んだりと、意外と充実した時間を過ごせています。
趣味の登山とレコードプレーヤー
田舎出身ということもあり、昔から山登りをよくしています。
近年は剱岳(つるぎだけ)という富山県にある山に魅了され、毎年のようにその山にまつわるルートを歩いています。明治時代まで記録上、登られることのなかった険しい山で、私も登頂を断念したことがあり、そのためかすごく気になる山になりました。
あと最近、持ち運びができるレコードプレーヤーを手に入れました。好きなアーティストがレコード版のアルバムを出していたので、これを機にメルカリでポチりました!
親が、昔買ったレコードを今も持っており、実家で一緒に聴いて思わぬ親孝行もできました。笑
これまでの経歴
前職で携わっていた業務
前の仕事はといいますと、今の仕事とまったく違う業務用ディスプレイの開発評価に携わっていました。駅の柱や空港の電光掲示板などで使われる、あのでっかいテレビですね。
漠然とモノづくりに携わりたい気持ちと、海外の人と仕事がしたい思いから
売り上げのほとんどが海外の会社に入社しました。
実務では、自分で実機を触りながらファームウェアの動作確認をしたり、寒い恒温槽に一緒に入って、ダウンを着ながら温度試験をしたり、一方でデザインレビュー会議を主催したり、いろんな仕事をしていました。
とくに開発終盤になると、製造工場がある中国に赴き、品質や製造工程の最終チェックをしていました。現地の方は英語ができない方が多く、片言の中国語で声かけしながら、人間関係をつくっていました。
(思い出深いのが、Covidという言葉ができる前、大勢の中国スタッフが風邪で休んでいて、私も帰国後、3週間ほど謎の高熱にうなされたことがありました…)
意見の違う開発や製造、販売部門の狭間で、意思決定をしなければならず、メーカー特有の難しさとおもしろさを今しみじみと思い出します。
転職時のこと(選んだ理由、面接時の雰囲気)
ITの世界に足を踏み入れたことが転職のきっかけに
仕事が板についてきた入社4年目、当時の後輩に「一緒に基本情報技術者試験をやりましょ!」と誘われました。
当時、評価を自動化するシステムの構築で、Rubyを使っていたこともあり
ITの世界をのぞいてみるか!くらいの感覚で勉強を始めました。とくにデータベース分野がおもしろく、論理にスキのない感じがなんか好きだな~と感じていました。(いろいろなテーブルを組み合わせて構造体をつくっていくのもおもしろい)
その後、彼との勉強が習慣となってきた頃、突如、働いていた事業所が移転するとの辞令が!
私自身、IT分野で自分の力をもっと試したい!という気持ちになっていたので、挑戦のチャンスと捉えて転職の準備へ入りました。
溜まっていた有給をフルに使って、プログラミングスクールに通ったり、ITの高度試験にチャレンジしたり、はたまた夢だった介護の仕事をやってみたりと、人生の中でもとくに自由で充実した3ヶ月を過ごしました。(その後の転職活動が大変だとは夢にも思わず…)
苦労した転職活動
やりたかったことがひと段落した7月、企業への応募を始めました。当初はアプリ開発のプログラマーからSEまで幅広く応募していました。
しかし、1ヶ月半が経過して内定が出たのはSES系の会社がほとんどでした。
SESは、伸ばしたいスキルに合わせて案件を選択できる反面、腰を据えて長い目で成長していくのが難しいと感じ、就職を決めかねていました。
そこで、前職の自動評価の取り組みで、抽出したデータを使って営業支援したり、プログラミングスクールでPythonで機械学習を実装していた経験から、とくに伸ばしていきたい分野として、データ分析系のSEに焦点をしぼり、応募を再開しました。
そのとき、インテージテクノスフィアに出会いました。
ここまで面接40回以上!未経験の転職はこれほど大変かと痛感しました。
インテージテクノスフィアを選んだ理由
初めは、通勤時間が長いため、正直なところ、志望度は高くありませんでした。
しかし担当してくだった人事の方が、とても感じがよく、ご自分の意見をはっきり伝えながらも、私の想いに寄り添ってくださる方でした。さらに、必要であれば予定にない面談をアレンジしてくださり(配属先の部署の方々まで来ていただいた!)一緒に仕事をする仲間を慎重に考えているんだなと、信頼感につながりました。
これは所属された今も感じており、マネージャー陣が、今後どんなメンバーやパートナーさんと一緒に仕事をしていくか、悩みながらディスカッションしているのをよく見かけます。
職務内容については、自分が好きだったデータベース設計に関われるのは魅力的でした。
他にも、AWSやSnowflakeなどのクラウドサービスを使えること、書籍購入や資格取得の支援があることを知るにつれ、この上なく貴重なチャンスをいただいていると思うようになりました。
また育休など休暇の相談がしやすい柔軟な風土もポイントでした。
インテージテクノスフィアの面接時の雰囲気
いよいよの最終面接も、これまで通りリモートでの役員面接になりました。
皆さん、私のスキルや経験以上に人柄を重視されている感があり、雰囲気は終始和やか。
とくに前職で中国の方と仕事をした際に苦労した点や、それをどう乗り越えてきたのかを深掘りされました。当時を思い出して喋りすぎてしまい、少しヒヤヒヤしましたが、無事に合格の連絡をいただきました。その際に、役員の方の所感も共有してくださり、何と親切な会社だろう!と感動したのを覚えています。
面接後は、さすがに1回くらい出社したい!と思い、始発でひばりヶ丘まで行ってみました。行って帰ってきただけで5時間近く経っており、通勤というより旅行だなと思いました。笑
しかし案外座れたので、本を読んだり寝たりと、意外と自分時間を持てることもわかり、担当者の方に内定受諾の連絡をしました。
入社後のこと
入社し数ヶ月が経ち…
配属されたチームは、20代と30代がメインで、とてもフレッシュな空気が流れています。(前職が人生の先輩方ばかりだったのでちょっと嬉しい)
また、いわゆる“デキる”方が多く、壁にぶつかった時、自分でコードを読み解いたり、原因の切り分けをしたりと、自発的にブレイクスルーする力のある方が集まっており、とてもいい刺激を受けています。
あと、この会社のいいな~と思うところが、世の中で普及しているサービスに合わせて、自分たちを変化させてきたこと!
この会社で長らく活躍してきたアプリが、組み込み言語?に近いもので動いており、レスポンスが早い。まるでアナログ時代の車を運転しているようで、使うたびにワクワクします。
しかし、時代はクラウドサービス。アップデートが難しいアプリのままでは、維持管理の負担が大きく将来性も乏しい。おそらくそのような理由で、AWSやSnowflakeを使う方向に舵を切ったのではと思います。
IT業界では当たり前なのかもしれませんが、痛み覚悟でそういった変更ができるのは会社がいろんな意味で強い証拠だと思いますし、ずっといる社員さんは胸を張れるのではと思います。
今後の意気込み
この貴重な機会を通して、私個人としても「クラウドサービスをどのくらい身近なものとして扱えるか」を成長のポイントにしていきたいと思っています。試しに、入社してすぐにAWSの認定試験に取り組みましたが、今後はハンズオンが試せるサービスなどを通して、少しずつ実践寄りの自学をしていきたいです。業務面では、まずはシステムの全体像を把握して、データを扱う者として品質プラスアルファの価値を提供できるエンジニアになっていければ、と思います。
私含め皆さんモニターに集中しているので、なかなかムダ話ができないのが難点です。自分からコミュニケーションのきっかけを作れるよう、長い目でがんばっていきます!
終わりに
Kさん、ありがとうございました!印象的だったのは、一緒に仕事をする仲間を大事にしていること、常に自己成長の機会を作ろうとされていたこと、などなど。
モニターに向かっていると、たわいもないムダ話、なかなかしにくい空気なのは私も共感します😂ぜひ、中途メンバーならではのフレッシュな考えを私の部署に運んできてもらえることをひそかに期待したいと思います。
ということで、中途入社シリーズ#6でした。
前回までの記事はこちらから。