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ビジョン浸透活動の話【前編】掲げてからが本番

休日にテレビをつけると企業CMが流れていました。就活シーズン真っ只中ですね。
こんにちは。編集メンバーの小林です。つい先月まで人事担当で、学生さんにお会いする機会がたくさんありました。「御社のビジョンに共感しました」と言ってもらえることがあり、ちょっとうれしくなります。
インテージテクノスフィアでは、各部署でビジョン浸透活動を行うビジョンアンバサダーという役割があります。
今回は、ビジョンアンバサダー事務局を務めた池田さんから、アンバサダーの報告会やビジョンの話をお届けします。池田さん、よろしくお願いします!

私たちのビジョン

はーい!池田です。インテージテクノスフィアがビジョンを刷新して、2年が経過しました。
 
「データに魂を吹き込み、世の中を感動させる
Intelligence , Integrity , Impression」

インテージテクノスフィアビジョン

大変当社らしいこのビジョン。策定したのは、経営陣でもなく外部コンサルでもなく、私たち社員です。自ら創り上げたビジョンですから、社員の間での共感度も高く、オンラインでの会議では、Zoomの背景が私たちのビジョンカラーで埋まるほどです。ちょっと鼻が高いです。

ただ、ここで満足してはいけません。企業人たるもの、ビジョンどおりの行動ができてこそ、社員一人ひとりが行動できてこそなんぼの世界。
ということで、昨年からはインテージテクノスフィアも次なるステップとして「ビジョンの浸透活動」を展開しています。何事も他人任せにしない社風ですから、浸透活動も社内の各組織がそれぞれにアイデアを出し合って遂行しています。

「データに魂を吹き込み、世の中を感動させる」ってどうすることだろう?

インテージテクノスフィアのビジョンは、刷新から1年で社内の約9割から認知され、8割に共感されています。

認知・理解・共感は高いが、具体化・行動に繋げられていない

それくらい、愛着もあり、美しく強いメッセージを打ち出せていると思います。美しい言葉は人を魅了します。魅了とは、実は危険なことでもあります。ファンタジーの世界で魔女に魅了された人々は考えるのをやめてしまいますよね?
現実世界、ビジネスの世界に生きる私たちは、それではいけないのです。
ビジョンとは、私たちが仕事を通じて成し遂げたいこと
私たちは、常に日々の行動の中で、「データに魂を吹き込む」とは何をすることなのか、「世の中を感動させる」とは誰に何を与えることなのかを問い続け、実行し続けなければなりません
 

ビジョンから、行動へ

ビジョンを掲げることは企業にとって大切です。でもそれ以上に、社員一人ひとりがビジョンを実現できる行動をとれることが重要だと思っています。具体的な行動を起こすためには、ビジョンを構成する単語一つひとつに社員が腹落ちする必要があります。
メンバー全員が業務として共通理解できる具体的な言葉で規定していくという地道な作業を繰り返したからこそ、私たちの組織としての行動が見える化されました。

共感の次は、具現化、そして行動に移す!
まずはコツコツ自分たちでやってみる。

美しい言葉のその先を私たちは掴みたいのです。 

「ビジョン浸透報告会」

ビジョンを体現するために、各組織のビジョンアンバサダー中心に、様々な取り組みが行われています。1年間の総まとめがビジョン浸透報告会です。ビジョン浸透報告会などというと、粛々とブランドマネージメントや経営戦略の組織が主体となって役員プレゼンテーションをする、というスタイルを想起されることと思います。
しかし、インテージテクノスフィアの場合、ビジョンを策定したのも社員たち、浸透活動の企画や主体も社員なので、組織ごとに任命されたビジョンアンバサダーから終始和やかに1年間の活動報告がなされるというスタイルで開催されました。

報告会では、各組織で発表の持ち時間がたったの5分。5分の中に1年間の様々な活動報告が凝縮され密度の濃い時間となりました。各部門の浸透活動として、数多く実施されたのは、小さな4~5人のグループ単位でのディスカッション企画です。

例えば、経営企画部では、スタッフ部門として、インテージテクノスフィア メンバーがビジョンをもとに生き生きと働くためには、何が出来るかというディスカッションテーマで意見が交わされました。各チームが具体的な行動を宣言することで、行動化に繋げました。

面白い取り組み

沢山の活動が紹介される中で、「これは…!」と注目を集めた活動、それが「ビジョン 4コマ漫画大賞!」です。
 
何がすごいって、このコンテストを実施したのは、製薬業界にソリューションを提供している、インテージテクノスフィアの中でも超がつくほど真面目な部門。お客さまが製薬企業や医療機器メーカーという事情もあり、自ずとシャキッとした空気感漂う人々が集う部署です。そのような部署から4コマ漫画を作成するという面白企画が飛び出しただけでなく、投稿率は部門の86%、応募作品総数は何と70本!

報告会では、スマホ上で人気投票が行われ3作品が入賞したこと、選外には、涙を誘う作品あり、心温まる作品あり、じわじわくる作品あり、ずらりと並ぶ作品は圧巻だったことが報告され、他部署のアンバサダーたちも興味津々。刺激を受けていました。
ビジョンアンバサダー事務局のわたくし、池田も、noteの編集メンバーでもありますので、「もっと知りたい」「ブログ書いてくれないかな」と、発表者の倉田さんにオファーする気マンマンで聞いておりました。

ということで、次週は、ビジョン浸透報告会で大注目された、遊びごころ満載な取り組み「4コマ漫画大賞」をテーマに、エンタープライズ第一本部の倉田さんが登場します!どうぞお楽しみに!

(2022年8月3日追記)
ビジョン浸透活動の話【後編】を公開しました。ぜひご覧ください!


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