スキ!がスキルアップにつながった入社5年目の私の話
これ、面白いかも、極めたい!と思う直感を頼りに勉強を進めた結果、気づいたら多くの仕事を経験しスキルアップにつながっていました。なんなら見える世界が広がったと言えるかもしれません。今回はそんな前向きな話をお伝えできればと思います!
自己紹介をしてみる
はじめまして~!
インテージテクノスフィアの公式note立ち上げ当初より自分の記事の執筆を目論んでいたので、ついに実現できてうれしい思いでいっぱい、データビジネステクノロジー本部所属の遠藤です。
趣味の話をすると、最近ホットヨガをはじめたのですが、自分の中にある邪念を取り除く楽しさに気づいてしまいました!
やっていることはロバートのコント「邪念0研究所」に近いです。(伝わってくれるとうれしい)
私がインテージテクノスフィアに入社したのは2018年の春なので、今年で気づけばシステムエンジニアとして5年目を迎えます。
5年目というと、いつもの業務ならある程度の裁量を持って取り組めるくらいにはなっている年代かと思います。(中堅ではないが中堅にいちばん近い若手世代というニュアンスが近い?)
私の担当業務は、インテージのパネルデータをお客さまの手元で活用いただくためのWebアプリケーション「iCanvas」の開発・維持保守がメインです。
https://www.intage-technosphere.co.jp/pickup/icanvas/
今回は、私のスキルアップチャレンジについてみなさまにお話したいと思います。
こんな社員がいるのね、という目線で見ていただければ光栄でございます。
自分のスキルについて考えてみた
さまざまな業務に触れてきて、いざ振り返ると
「システムテストの設計をモレなくする作業、嫌いじゃないぞ…」
「システム要件を誰もがわかりやすく読み解けるような資料に落とし込んでいくのは、こだわりがいがあるな…」
とか仕事の中でも自分の好きなことの中から、自分のスキルにつなげたいものがある気はしていました。
ただ、エンジニアとしてのスキルにこれといった自信もなく、キャリアビジョンについても正直ぼんやりとしか考えていなかったと思います。
今まで見つけた好きなことの範囲を広げてそれを自分の武器にできればいいなとか、もう少し成長してみたいな、と思っていたそんな矢先のこと…
自分にとって新たな領域「Tableau」との出会い
そんな中、刺激を受ける領域を見つけました。
それは、Tableau(タブロー)との出会い。
出会いのきっかけはいくつかありまして、
同世代の同じグループのメンバーがTableau案件をやり遂げたという話を社内イベントで聞く機会があり、自分でもできるかもしれないという淡い希望が生まれる
社内でTableauっていろんな場所で聞くけど何者なんだろうという興味をそこはかとなく抱く
こんなきっかけから、自らTableauの世界に足を踏み入れて勉強してみたい気持ちにかられました。
Tableauの3日間のオンライントレーニングに参加したり、社内の勉強会に参加することで、少しずつTableau独特の操作や考え方に慣れることができました。
手元のデータなら基本何でも扱えるという懐の深さ(入口の広さ)
なんといっても豊富なビジュアライゼーションが簡単に実現できてしまう聡明さ
動的なアクション機能により、データを見るだけでなくデータを触る感覚に近い操作感
このようなデータの見せ方に元から興味を持っていたものの、勉強を進める中で「Tableau面白い、もっと知りたい」と私のスキ!スイッチがカチッ、カチッと押されていったのでした。
気づいたらスキがスキルアップになっていた話
そんなこんなでTableauについて学習し始めて、はや1年くらいたったかと思うのですが、気づいたらいろんなことを経験していました。
今回は、3本立てでご紹介します。
「えんどう 手始めにTableau資格を取る」の巻
スキルアップに向けてのわかりやすい指標として、資格があるかと思います。
もちろん、Tableauにも認定資格試験が用意されており初学者向けの資格である、Tableau Desktop Specialistを受験したところ、2022年1月に合格することができました!!!!!やったー!
有志で集まった社内の受験者仲間で士気を高めあいながら試験に臨めたのは大きいです。
まだまだこれに満足せず次は上位者資格のTableau Data Analystに挑戦しようと思い、細々と勉強中です。
「えんどうにTableauダッシュボード構築案件がやってきた」の巻
それからというもの、私の元にTableauに関する開発業務が飛び込んできました!
今年の春から夏にかけて、みっちりダッシュボード構築の開発案件の対応を行いました。
デビュー戦ということで、上位者のサポートもしっかりつけてもらい、お客さまに満足いただけるTableauダッシュボードを提供できました。
やはり勉強だけでは身につかないようなことも、1から携わって納品まで対応できたことで、自分の手の内に収めることが出来たスキルや技が増えた実感がしました。
「えんどう 新入社員向けTableau研修講師も引き受けてみた」の巻
なんということでしょう。
次は新入社員向けのTableau研修の講師の話までやってきました。
リーダーから「資格取得ほやほやの君に、講師役をぜひ引き受けてもらえないか?教えるのもいい経験になると思うよ。」とリクエストをいただき、せっかくの機会なので講師として参加する運びとなったのです。
しかも今年から新設する研修コンテンツになるようで、企画から携わりました。
私が新入社員のころの研修内容にはTableauの「た」の字もなかったので、毎年ブラッシュアップしたコンテンツになっているようですね。そういった面でも驚きがありました!
下の記事で新人研修への力の入れ具合や雰囲気が伝わると思いますので、ぜひ読んでみてください~!
Tableauとは何ぞやの話から、実際にデータを使ってビジュアライゼーションしてみる、という内容を用意して臨みました。
受講者である新入社員のみなさんにもTableauを実際に触ってもらうという研修内容は面白かったようで、全体的に高評価もいただけました!
その後、新入社員の中からTableauの認定資格試験に合格した方も生まれたようで、密かに誰かのきっかけになれたことをうれしく思います。
おわり
自発的に社内で取り入れた情報の中で、「自分でもできるかも」から始まり、スキ!を見つけられたことで、ほんの少しかもしれませんがスキルアップにつなげることができました!
勉強を始めた当時、いままで見えていた世界よりも少しだけ広く見えたり、担当したTableau開発業務の中で苦労したことも少なくなかったのですが、スキなものだと少ししんどくても頑張れたりするんですよね~。
これからもこういった気持ちを忘れずにスキルアップというより、新たなスキを見つける努力をしていきたいと思います。
Tableauに関しては、次の資格取得をめざして、そして業務に活かせるようにトレーニングを重ねていく次第でございます。(これまた難しいことですが)
ここまで読んでくださったみなさまにも、極めたいと思えるスキが見つかりますように!
次に記事を書く機会があれば、また成長した姿をnoteでお伝えできればうれしいです。