嬉野ごほうびワーケーション
ついつい自分にごほうびをあげたくなってしまう、自分にあまい人間です。
久保田の記事を読んで、高橋さんがワーケーションに行きたくなる。
その高橋さんの記事を読んで、久保田がワーケーションに行きたくなる。
そんなワーケーションの循環がこの note 内で起きているようです。
今回は私、DX共創センター 久保田のターンでございます。
また誰かの「ワーケーション欲」に火をつけるために、私が嬉野で過ごした時間を記事にしてお届けします。
どこに行こう?
高橋さんの記事に火をつけられ、ワーケーションに行くこと自体は早々に決めたので、どこにどんなテーマで行こうかと考え始めました。
前々回は大学時代に過ごした場所で「ノスタルジックワーケーション」、記事にはしていませんが前回は京都で「古都ワーケーション」をしました。
そこで、今回は「ただただ旅館で温泉ざんまいしよう!」というテーマにしました。そうと決まればやることはただひとつ、旅行サイトを開いて北から南まで国内の温泉地を順々に眺めていきます。そして、終盤に目に飛び込んできた「嬉野」の2文字。嬉野といえば、「日本三大美肌の湯」として知られる佐賀県を代表する温泉地。そうだ、ここ2年くらい嬉野温泉に行きたいという気持ちを抱いていたのだった。
自分の気持ちに気づいた私は、ひとまず「嬉野 ワーケーション」で検索。すると検索結果のいちばん上に「温泉旅館でワーケーション」といういまの私の気持ちにぴったりのページが!
ワーケーションプランの魅力として書かれていたのは…
ワーケーション専用客室
コワーキングスペース
毎日温泉入り放題
目で、舌で愉しむ佐賀グルメ
嬉野ならではの茶空間体験
コンシェルジュサポート
もうこの時点で第1候補はここになっていました。
ワーケーションプランを謳うホテル・旅館は増えてきましたが、実態はさまざま。この和多屋別荘のワーケーションプランは「ワーケーション経験者が企画しているんだろうな」というのがしっかり伝わってきます。
よくよく見てみると、旅館のWebサイトではなく旅館と提携してワーケーションプランを提供している会社 イノベーションパートナーズさん のWebサイトでした。
プランの詳細や空き状況などを知りたかったのでさっそくお問い合わせ。返信をいただき、一度オンラインで説明してもらい申し込みをしました。
ちょうど全国旅行支援が始まるタイミングだったので、通常時よりおトクになりました。ありがとう オリゴ糖。
二万坪の小宇宙で過ごす特別な時間
「小宇宙」という字を目にすると、つい脳内で「コスモ」って呼んじゃう世代です。
今回のワーケーションは9泊10日で計画しました。最初の3泊は福岡を堪能し、そこから嬉野に移動しました。
高速バスを降りたところでピックアップしてもらい、今回のワーケーションの舞台「和多屋別荘」に到着。
まずはウェルカムティーから。
これまでの旅行でもウェルカムティーをいただいたことはありますが、ここは茶産地 嬉野。しかも、和多屋別荘の館内には 副島園 の本店が入っています。ということは…
こうなります。いきなり度肝を抜かれました。
しかも、滞在中は1日1枚の歩茶交換券がもらえるので、毎日副島園のお茶が楽しめます。
ウェルカムティーの後は、チェックイン手続きやら館内案内やら。この最初の館内案内だけでも敷地の広さが想像を超えてきます。しかも、案内いただいたのはほんの一部とのこと。人によっては迷子になるほどのダンジョン感です。
館内を案内してもらった後、イノベーションパートナーズさんのサテライトオフィスにて滞在期間中の説明などを受けました。
全国旅行支援割の内容やこのワーケーションプランの滞在特典をちゃんと確認していなかった私は、このときに地域クーポンやミールクーポンがもらえることを知ったのでした。
予期せぬおトク状態に浮かれてしまい、「よし、豪勢に過ごそう!」と心に決め、「温泉ざんまいワーケーション」から「ごほうびワーケーション」にシフトチェンジしたのでした。
嬉野ワーク事情
あやうく「ごほうびバケーション」になりかけましたが、あくまでも今回はワーケーション。月曜~金曜はいつもどおり仕事をしました。
和多屋別荘の館内にはワークスペースがたくさんあります。「BOOKS&TEA 三服」という書店だったり、大浴場前のリラックスエリアだったり、川沿いのデッキだったり、足湯しながらだったり。
私は主に客室とコワーキングスペースで仕事をしました。
客室はとても広く、しかもワーケーション専用に改装されていたので快適、快適。窓も大きいので日光がビシバシ届きます。
とはいえ、コワーキングスペースの快適さには負けますね。
客室で仕事をするとどうしても ON / OFF の切り替えが難しかったり、孤独を感じちゃうこともあるのですが、このコワーキングスペースはいろいろとちょうどよかったです!
客室からコワーキングスペースまでは館内で繋がってはいるものの、広大な敷地なのでプチ出勤している感覚があります。
また、隣にはイノベーションパートナーズさんのサテライトオフィスがあるので、顔を合わせた際にちょっとした会話が生まれます。
「ひとりが好きなのに、たまには誰かにかまってほしい」というとてもわがままな私にぴったりな環境でした。
嬉野ランチ事情
さぁ、ここからはプチごほうびゾーンです。
館内にもデリカテッセンはありますが、せっかく嬉野に来たのだから地元のお店で食べたい!
初日の説明の際に周辺ランチマップとおススメ情報を教えてもらっていたので、1日1店舗ずつ開拓していきました。
まずは、嬉野の必修科目「温泉湯どうふ」。
呼び鈴の設置場所が独特でした。
次に、The 洋食屋さんで「ステーキ」。
デザートとコーヒーが付くので、ゆっくり過ごしたい。
そして、嬉野でいちばんランチ混んでいそうな「ミルフィーユカツ」。
店内の雰囲気もステキ。
最後は、ごほうびの連続に疲れてしまったので「お好み焼き」。
まさに「こういうのでいいんだよ、こういうので」の気分でした。
嬉野にはおいしいランチのお店がありますが、やはり観光地なので時期によっては混雑します。時間に余裕を持って行くことをおススメします。
嬉野ディナー事情
そして、ここからはガチごほうびゾーンです。
いま思えば、ごほうびし過ぎたなとちょっと反省しています。
でも、後悔はありません!
まずは、館内のレストランで「湯どうふしゃぶしゃぶ」。
次に、館内のもうひとつのレストランで「懐石料理」。
すこし和食と日本酒に疲れてしまったので、気分を変えて「イタリアン」。
写真を撮り忘れてしまいましたが、こちらのお店の「有田鶏もも肉の窯焼き」はとてもおいしかったです。連夜伺おうかと思うほど。
そして、最後の夜は「天ぷら」。
仕上げはここと決めていました!
また、この「ふく田」さんでは ケグドラフト の日本酒もいただきました。
ランチ同様、観光地ですので予約推奨です。
また、日曜日は営業しているお店が少なめなのでお気をつけください。
嬉野その他事情
最後にグルメ以外の情報をざざざっと紹介します。
温泉については言わずもがななので、割愛します。
創香室
ワーケーションプランにはいくつかアクティビティが用意されていて、今回は「創香室」に参加しました。
作ったフレグランスバッグをスーツケースの中に入れて持ち帰ってきたので、いまでも嬉野滞在の記憶がよみがえります。
お茶っティー
嬉野温泉の非公認キャラクターをご存知ですか?
私は嬉野温泉を散策しているときに、ふと目を奪われました。
その時は素通りしましたが、旅館に戻ってすぐに調べました。そして、誕生秘話の記事を読んだらもうとりこに。
翌日のランチ帰りに アサヒヤさん に駆け込み、スウェットとソックスを購入。翌々日も訪問し、姪っ子へのおみやげとしてソックスを購入。
お茶っティーにはゆかいな仲間たちがいるので、自分の推しを探してみては?
早くも再訪したいお気持ち
そんなこんなで、あっというまのワーケーションでした。
温泉でお肌ツルツル、おいしいものを食べてエネルギー満タン、人とふれあい心ホッカホカ。しあわせ貯金ができたので、またこれから東京でがんばれそうです。
ですが、嬉野でやりのこしたことがすでに1つ見つかりました。
私が嬉野を去った数週間後に、「おりぎり神谷 常設化」のプレスリリースが…
"マダムゆず" こと神谷よしえさんのおにぎりを食べたい!
他にも、和多屋別荘の敷地は本当に広大で、まだまだリノベーションの真っ最中。楽しみな企画がこれからどんどん具現化されていくとのこと。
新しいものがどんどん誕生していく変化を楽しむために、嬉野ワーケーションを毎年恒例にするのもありかもと考えている今日この頃。