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長野グルメ部#8「長野食い倒れツアーDay2:おいしいは自分たちで作る!」

東京と長野に事業所がある当社の「長野グルメ部」では食をテーマにnoteで発信しています。前回の記事では、おすすめのお店に実際に行く「長野グルメ部食い倒れツアー」1日目を投稿しました。

今回は2日目です!1日目の記事と併せてお楽しみください。


「長野グルメ部食い倒れツアー」2日目は、数日前から低気圧の影響で日本全国大雨予報。メンバーそれぞれ、心にてるてる坊主を吊るし晴れを祈りましたが、前日の時点で天気予報は傘・傘・傘!

日々変わる天気予報に一喜一憂する部員たち…。

徒歩での食べ歩きを断念し、長野駅から車で40分ほどの「戸隠そば博物館 とんくるりん」で戸隠そばのそば打ち体験を予約しました。

そば打ち体験のため、いざ戸隠へ!

長野在住メンバーもそば打ちは初めてということで、前日夜の宴会で訪れた「天ぷらと手打ち蕎麦 さわの庵」でお蕎麦を注文!イメージトレーニングもばっちりです。

翌朝、長野駅に集合すると、豪雨予報に反して思いのほか明るい空に期待も膨らみ、戸隠にしゅっぱーつ!
ちなみに東京から参加し、市内のホテルに宿泊したメンバーに朝ご飯を聞いたら「ネタにならない食事はしませんよ」と、キッパリ!この一言が我らグルメ部の格言となるのでした。

途中から降りだした雨の中、佐藤部員の生い立ちから結婚秘話まで(!)インタビューに花を咲かせながら「戸隠そば博物館とんくるりん」へ。

受付を済ませ、いざ!

なんと、一緒にそば打ち体験をする4テーブル…、私達以外は訪日旅行者のみなさん!そば打ちの先生から「今日は外国からのお客さんが多いので、すべて英語でやりますね」と言われ、ちゃんとおいしいお蕎麦になるのか不安に恐れ慄くも、先生ニヤリ・・・なんだぁ、と一安心したところに、帯同していた通訳さんからの「いえ、ドイツ語です」と冷静な突っ込み。

・・・先生、説明は日本語でお願いします。

みんなでお揃いのエプロンをつけて、俄然テンションがあがってきました。
日本語で道具の使い方から丁寧に説明をしてもらいながら、まずは配られたそば粉と小麦粉を鉢にあけます。みんなで鉢を囲んで1本ずつ箸を持ってそば粉と小麦粉が均等になるように混ぜます。
ぐるぐるぐるぐるぐる…。なんかこれだけで楽しい!

粉をあけて、はしでグルグル

つぎに計量カップのお湯を回しかけて、ぐるぐるぐるぐる。その後、手で全体をまぜていきます。全体に水がまわってぽろぽろになったそば粉をまとめてこねていきます。「誰からやる?」「え?これでいいの???」「体重かけて、前に!」

手でまぜまぜ&こねこね

すべすべになってきたら、次は麵棒で少しずつ平らに丸く伸していきますが、手早くやらないと粉が乾いて麺が切れてしまう、時間との勝負。「あれ!こっちだっけ?」「いや、向きを変えて」「そう!麺棒を戻しながら巻き付けて・・・」「え~!怖い、怖い、破けそう」「次は、○○さん、早く来て~」

(右上)真ん中が薄くなってしまうのを避けるため、
真ん中の山を残すようにして少しずつ伸ばしていくのがポイント

バタバタと大騒ぎしながらぐるぐる交代して、平らになってきたら、先生登場!

「いいですね。できていますよ」やさしく声をかけながらさりげなくきれいに伸ばして切りやすいようにたたんでくれました。

さあ、最後の仕上げ。蕎麦らしくなるように細く切っていきます。たたまれた生地に板を当てて、そば切り包丁でサクッ、ストン。あまり切ったことのない手ごたえで、意外に楽しい!でも、あれ…蕎麦ってもっと細かったような??

見事なチームワーク(?)で見事完成!

いえいえ。太さが揃っていなくても、これが手作りならでは。先生も、「今日はベテランの店員さんたちが茹でてくれるから、どんな蕎麦でも美味しく茹でられます!」と太鼓判を押してくれていたし。
バラエティ豊かな太さの蕎麦を厨房で茹でてもらって、別注の天ぷらと一緒に打ちたて、茹でたてのお蕎麦をいただきます。
自分達で打ったお蕎麦はホント格別の美味しさでした。

そばつゆで食べる前に、数本手にとって塩でいただき、そばの香りを楽しみました

楽しくおいしい蕎麦打ち体験の後は、建物内にある「戸隠そば博物館」で蕎麦の生育・歴史と蕎麦文化を学びます。
みなさんは蕎麦の花って見たことがありますか? 北海道に次いで全国2位の生産量の信州では山間部で白く可憐な花を見ることができます。
蕎麦を刈り取る道具や粉にする石臼を見たり、毎年秋に開催される「戸隠そば祭り」で食べ歩きに使われていたさまざまなデザインのそば猪口を見ていたらあっと言う間に時間が経ってしまいました。

おやきスイーツを求め、いざ鬼無里へ!

さて、戸隠から山道を鬼無里(きなさ)に向かいます。
鬼無里には、以前のグルメ部記事でも紹介した「いろは堂」の本店があり、併設のカフェではおやきの生地を使ったドーナツやあんこのおやきにアイスクリームを挟んだアイスサンドも食べられるとか…。

おやきファームが有名ですが、本店もおすすめです。
別棟のカフェはオシャレで2Fにはギャラリーがあります。

以前の社内アンケートでも「おやき?いろは堂一択!」という熱烈ファンもいるそば粉入り生地のモチモチおやき。その生地で作ったドーナツ!!!

北欧風のおしゃれな店内で、おいしいおやきスイーツをいただきました。

コーヒーとスイーツで満足したら、長野市街地に戻ります。

お土産爆買いの時間です

最後に、せっかく信州に来たら…
スーパーマーケット「TSURUYA(ツルヤ)」に行くしな~い?

緑のPOPが目印のオリジナル商品を目掛けて、東京在住メンバーがカートに商品を入れまくっています。なんと東京メンバーはあらかじめお土産を大量に買うことを想定して、1泊だけどお土産用にスーツケースで参戦していたのです…!

その後は、「わかさぎの空揚」と「花岡のチーズケーキ」をラインナップしている「ながの東急百貨店」へ。
打ち上げでお腹をみたし、解散となりました。
どうやら帰りの新幹線でも2次会が開催されたとか😮?!

ビールで乾杯!長野の魅力を振り返りました

パンパンのスーツケースの中身は後日、写真を共有してもらいました。

これを詰め込んだスーツケースの重さを想像してください

旅のおわりに

長野勤務メンバーへのアンケート「長野駅から善光寺までおすすめのお店を教えて下さい」に端を発し、熱いコメントの数々にいてもたってもいられず2日間の取材ツアーを前後編でお送りしましたが、いかがでしたか?
2日間でたくさんまわったつもりでしたが、まだまだ行ってみたいお店が。

今回取材できなかったけれど、グルメ部メンバーが心惹かれたお店をいくつか紹介しますね。

ここにも行きたい!

寄せられたコメントもそのままピックアップしちゃいました。

 ・菓恋(かれん)
シフォンケーキがおすすめです!めっちゃふわふわ!おいしい!古民家の雰囲気も良きです。

 ・横町カフェ
門前の八幡屋磯五郎併設のレストラン。長野らしくてキャッチーなんじゃないかと思います。各テーブルにいろんな七味のスパイスラックがおいてあるのがかわいい。

 ・善光寺門前みそ すや亀 本店
味噌焼きおにぎりとお味噌汁がおいしいです!

長喜園
抹茶かき氷はお茶の香りが高くて全然違います!手作りの餡子とほうじ茶ソフトを乗せると最高!!

今むらそば 本店
善光寺参道からの通りを少しくだり、ゆっくりお食事できます。
「長野県産そば粉九割の御前そば」がおすすめです。

ご協力いただいた長野勤務メンバーのみなさん、ありがとうございました!
せっかくのお宝データベースができたので、社内でも公開したいと思いますので乞うご期待。追加情報もお待ちしています。

それでは!またおいしいモノがあるところでお会いしましょう!